訪問歯科診療
ご自宅でも院内と同等の
治療が受けられます
次のようなお悩みをお持ちの方は、当院にご相談ください。
- 自宅や施設で入れ歯の製作・調整をしてほしい
- 医療保険や介護保険を利用して口腔ケアを受けたい
- 誤嚥性肺炎の予防をしたい
- 摂食嚥下のリハビリを受けたい
訪問歯科診療とは？
歯科医師や歯科衛生士が持ち運び可能な機材を持参して、患者様のご自宅や施設で診療を行います。寝たきりや障がい、高齢、病気などで通院が難しい方でも、気軽に歯科治療やケアを受けていただけます。ご家族やケアマネージャーも同席可能ですので、お一人での受診に不安がある方もご安心ください。
訪問が可能な
エリア
当院から半径16km以内のエリアが対象です。詳しい対象エリアをお知りになりたい際は、お電話でお気軽にお問い合わせください。
TEL:0241-21-8002
訪問歯科診療でできること
むし歯・歯周病などの治療
むし歯治療やクリーニング、抜歯などを行います。
年齢を重ねて唾液の量が減ると、お口の中で細菌が増えやすくなるので、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
しばらく歯科医院へ行っていないという方は、歯周病が進行しているケースも少なくありません。
歯周病は進行すると歯を支える骨（歯槽骨）が溶かされて、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
特に加齢によりホルモンバランスが変化して骨量が減ってしまうと、歯槽骨ももろくなってしまいます。
ご自身の歯を長く守るためにも、早期発見・治療をめざしましょう。
入れ歯の製作・修理・調整
入れ歯は、歯を失った後も、食事をする楽しみやお口の健康を維持するために欠かせないものです。
歯を失ったままでは、かみ合わせのバランスが崩れ、ほかの歯にも影響を与えてしまうからです。
また、入れ歯は朝起きてから寝る前まで、1日中使い続けるものです。同じ入れ歯を長年使い続けている場合は、入れ歯自体の劣化やお口の状態の変化により、お口に合わなくなっているかもしれません。
入れ歯も定期的な点検・調整が必要です。
痛みや違和感がある、噛みにくいといった症状が出ている場合は、お気軽にご相談ください。
摂食嚥下・リハビリテーション
口腔機能が低下すると、食事の際に飲み込みにくさを感じるようになり、放置していると食べ物や唾液などが肺に侵入する「誤嚥」につながります。さらに、誤嚥時に歯周病菌が一緒に肺に入り込んでしまうと、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクも高まります。
誤嚥を予防するために、まずは唾液や水、流動食がうまく飲み込めるか嚥下内視鏡を用いて「嚥下検査」を行い、その結果に基づいてお口周りの筋肉を鍛えるリハビリや、介護食のアドバイスをご提供いたします。また、飲み込みをサポートする義歯や補助装置の製作もおまかせください。
クリーニング・口腔ケア
クリーニングで歯に付着した汚れを取り除くほか、ご自宅でのブラッシング方法も丁寧にご指導いたします。
歯垢や歯石をそのままにしていると、むし歯や歯周病の原因となります。
また歯周病などの細菌が肺に入り込んでしまうと、誤嚥性肺炎を引き起こすため、お口の中の環境を整えることは全身の健康を守るためにも大切です。
訪問歯科診療を
ご検討中の方へ
まずはご本人やご家族の方、ケアマネージャーの方が当院までお問い合わせください。お口の状態をうかがい、訪問日についてご相談いたします。
訪問歯科診療では、診療機材を持参してご自宅や施設にうかがい、院内と同等の治療をご提供いたします。当日は体調に合わせて無理のない診療を行いますので、どうぞご安心ください。
まずはお気軽にお問い合わせください。
訪問日までにご準備
いただきたいもの
- お薬手帳または服用・投与中の薬がわかるもの
- 各種保険証（医療保険証、介護保険証、医療費の助成に関する受給者証など）
- 看護記録（お持ちであれば）
- ケアマネジャーのお名前や介護事業所名、介護事業所の電話番号・FAX番号などの情報
- 診療内容に応じて水やお湯、コンセント、タオル、ティッシュなどをご用意いただく場合があります。